ECと共同配送で増える輸送包装を、積載効率、緩衝性能、再使用回数から見直します。
課題を部材と工程に分ける
出荷データから商品寸法と箱寸法の差、緩衝材重量、破損位置を抽出し、空隙が大きい組み合わせを特定します。箱種類を減らしすぎると空気を運ぶことになるため、自動製函の能力も踏まえて適正な寸法群を選びます。
実際の利用・回収条件で検証する
再使用箱は耐久回数だけでなく、返送距離、折り畳み率、洗浄、紛失を測ります。往路で満載でも復路が空なら効果が薄れるため、納品先から回収拠点までの既存便へ載せられる地域から始めます。
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投資判断へつなげる
落下、振動、圧縮の試験結果を実配送の破損率で補正し、過剰な安全率を段階的に下げます。梱包時間、保管面積、顧客の分別作業も費用へ含めれば、単価の安い資材ではなく物流全体で優れた仕様を選べます。
今回の「物流包装を減らしながら破損を増やさない方法」では、採用可否を素材の印象で決めず、試験番号と商品コードを通じて設計値と実績を結びます。開始前に責任者、合格値、停止条件を決め、結果が悪い場合にも原因を隠さず次の試作品へ反映することが、継続的な改善を可能にします。
次のアクション
- 現行仕様と基準値を商品コードごとに記録する
- 量産前に利用者と処理事業者を交えた試験を行う
- 四半期ごとに実績を確認し、拡大・修正・停止を判断する
